着たいものしか着たくない

連日の猛暑に怖気づき、引きこもりを決行した数日。

その間に着物の古着から夏の簡単服を作りました。

 

じゃーん♪

夏の着物地は透け感があり、浴衣地も白地に紺など柄ゆきも良くて、着ても涼しく、目にも爽やか。

 

上着は古い浴衣から。

おパンツは男物の夏着物から。

 

男物の着物は女物よりも着丈が短い。まして昔の人は今よりも身長が低いので、主人の着物にするにしてもそのままでは出来ないものが多いのです。

 

亡き父の着物も、主人にはチンチクリンになってしまうものばかり。もとより主人はあまり着物に興味はないけど。

 

今回リメイクしたこの男物夏着物。元々どこからやってきたのか。。。わからない。。。忘れてしまった。父の叔父さんだったかしら。

 

何せ、私が着物を着始めた20代から、母から親戚から友人から沢山のタンスの肥やしが集まってくるのですから。

 

自分で着物を新調する暇もなく、整理しても整理しても紬だけで10枚以上あるようなカオス。。。(笑)

 

とはいえ、一生分の着るものと手仕事がすでに用意されているのです。

大変ありがたいことです。

 

和裁を始めたのも、そんな着物たちを自分サイズに直せたらと思ったのがきっかけ。

 

そうそう、リメイクの話。

 

着物地を切り刻むともう着物には戻らないので、極力着物に再生したいのが私の第一信条。

しかし今回は主人にも寸足らずな為にそれは断念することに。

何よりも夏着物の透け感がこの夏にはすごい誘惑だったのよ。

 

そして着物以外にリメイクするときも、まずはあまり切り刻まない形にする。これが第二信条。

 

そうなると、作務衣にするのが一番いいのですが、作務衣がどうしてもまだ着こなせない。

 

なので憧れは未来の自分にまかせて、自分に合うオリジナルなんちゃって作務衣を去年から考案しているのです。

 

その一部が今日の上下。

上下別ものだけど、それぞれ上下セット。

着物は30㎝×12mほどの反物を余すところなく使い、しかも鋏が入る場所は直線で7か所しかない。なので、解けばまた着物になるし、余裕でロングドレスが出来る分量があるのです。おパンツと上着をつくってもまだあまりが出ます。

 

この、おパンツは昔ながらのモンペとサルエルパンツの融合。

試行錯誤でほぼ形は決まってきました。

素材は多分、麻と化繊の混織。ハリがあって透けているので風通しが抜群。

ただ黒っぽい色と化繊が入っている為か、日差しが暑い日の外では多少蒸れる感じがします。

 

上着は、素材や季節に合わせて、直線断ちと直線縫いで出来るデザインが少しづつ出来上がっています。

 

これは去年作った試作品レベルですが、古典柄と古着の浴衣ならではの素材のクタクタ感が気に入ってヘビロテです(笑)

セットのパンツもかなり涼しくて、さすが木綿!

 

めちゃ涼しいっ

 

 

近所のスーパーから都内、小旅行までこの格好で過ごしています。

 

もう、

こんなのしか、

着たくなあーい!!!

 

 

最近気づいたのが、主人とおパンツが共有ではけるということ。。。多少主人には短めですが。

 

共有できるとはなんと合理的!経済的!

作り甲斐があるというもの。

 

 

年々厳しい夏ですが、こうしたことを愉しみとして乗り切り、身体を順応させ、進化して生き延びていく所存ですっ。

 

着物や和裁の魅力も随時お伝えしていきますのでお好きな方はまたご来訪くださいね♪